もうすぐ、ボクら一般庶民は寿司屋に行ってマグロを食べることができなくなりそうだ。
一昨26日、マグロなどの資源管理機関である「大西洋まぐろ類保存国際委員会」という会の年次総会で、来年の東大西洋及び地中海におけるクロマグロの総漁獲量を現在の3万2000トンから2万9500トンに削減することが決まったとのこと。さらに今後10年をかけて段階的に2万5500トンまで減らすのだと(→
読売新聞ニュースから)。
なんでも日本国内のマグロ流通量の6割が地中海産というから、この決定は日本のマグロ市場にとってダメージが大きいのだそうな。夜、飯を食いながら見ていた夜7時のNHKニュースでも同じ内容の報道をしていて、これからはマグロがどんどん高嶺の花になると言っていた。寿司好きなボクとしては、このニュースを見て大ダメージ・・・
と思いきや、まったくコタえないのだなこれが(笑
というのも、最近特にそうなのだが寿司屋に行ってもマグロを食べないのだ。赤身、中トロ、大トロ。すべて。カツオのたたき、なんていうのもあまり食べない。最後に食べたときのことをおぼろに思い出すと、「キツい」と感じたみたいなのである。その赤さと脂とコクが、自分の舌に。
では何を食べているかというと、白身のサカナ。つい先日も近所の寿司屋に行って腹がはち切れるかと思うほどたらふく食べたのだけど、食べたのはことごとく白っぽいネタ。ここの寿司屋は一応回転寿司とはいうものの、あんまり皿が回っていない。でも6人ぐらい板さんがいる板場が目の前にあって、彼らに直接注文して握ってもらう、みたいなやり方の店なので、ネタの融通が利いていいのだ。
「今日のヒラマサとカンパチ、どっちがいい?」
「え〜〜〜。あ、ヒラマサっすね」
「じゃあそれいっとこう」
てなノリである。
他にはエンガワ(これがコリコリしてて美味い!)、プリプリした函館産の生ホタテ、しっとりさっぱりのトロカレイ、抜群の半茹で具合のタコ、生アジ、炙りサーモン、炙りヤリイカ柚子塩、ヤリイカ一本握り、アナゴの一本握り、などなどなどなど・・・どれもネタが新鮮で、たまらなく美味かった。

え?高いのだろうって?
それがね・・・そんなに高くないのだ。そりゃあ、普通の100円均一回転寿司(これもよく行く)に比べたら、1.5倍〜2倍くらいは高くつきますよ。でも、ネタは確実に5倍は美味い。
寿司屋に行く5回に1回くらい、ほんのちょっぴりの、ささやかな贅沢なのだ。