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プロフィール


まあなんというか、その。
つう感じで。
107と申します。

40歳。京都在住。♂。
しがないデザイナー
たまに毛鉤でマス釣り。
(FLYFISHING ね)

リール

こんなリールを
どこかの渓で見かけたら
それはボクです。
こんな所に居やがったかぁ〜
見つけたぞ〜 とお思いの方
あるいは通りすがりに
ちょっと興味をお持ちになった方
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湖

何度も言うようだけど、春から梅雨にかけてはボクらの釣りのベストシーズン。年に一度しかないこの時季に釣りに行きたくてたまらないのに、やれ仕事だやれ野暮用だ、あげくには記録的豪雨だと、まるでゲームセンターのドライビングゲームのごとくに障害物が次々出て来て邪魔をする。そしてついに。この手が、ボクの両手が、もうキーボードを打つのはイヤだと。サカナの口にフライがフックアップしたときの、生命感あふれる躍動を感じたいと。それでなくても危なっかしいボクの心身のバランスがこのままでは破綻するかもしれない状態になってきたので、仕方なく、昨日半日の空き時間を見つくろって釣りに行くことにした。<

ニジマス

こちら関西の渓はどこも増水でパンパン、とてもおサカナ釣りなんぞできる状態ではなく、こんな時に釣りして遊べるところといえば、ため池状の管理釣場(分かりやすく言うと釣堀)しかない。ということで、かねて気にはなっていたものの一度も行ったことがなかった、京都府南部のとある釣場に、早朝5時に起きて得意の朝駆けで向った。信楽焼で有名な滋賀県信楽町と県境を接する町にあるこの釣場は渓流をせき止めて作った人造湖で、規模は小さなダム湖といった風情。そこそこの広さがあり、サカナもたくさん放流されているようだ。釣れたのはニジマスばかりだけど、どれもこれもグッドサイズでパワフルそのもの。破綻しかけていたボクの両手と自律神経系も、サカナの躍動を存分に堪能して、ようやく復調した様子。

しかしシンデレラ・ボーイなのであって、釣りはお昼12時まで。まあちょうど良い、黙々と同じ場所で釣りしてるのにも飽きてきたことだし、お腹も空いてきた。さっさと釣りを切り上げて、往きの道で目をつけておいた蕎麦屋でお昼ご飯と洒落込む。

蕎麦屋

で、この蕎麦屋が出色だった。滋賀県甲賀郡信楽町にある「手打ちそばと朝宮茶の店・黒田園」という蕎麦屋。年季の入った古民家を店に改装したらしく、いい雰囲気だった。蕎麦は手打ちで、白っぽいいわゆる都蕎麦(みやこそば)。大振りの海老天2本と獅子唐の天ぷら、ざる蕎麦、地元の産らしき白ご飯と漬け物の「平日セット」というのがおトクな1000円也。美味い。注文を取りにくるのは若く可愛いおネエちゃん、厨房の中を覗くと威勢のいい若いおニイちゃん。夫婦?兄弟?分からないが、とても新鮮で気持ちのいい店だった。

ま、そんなこんなで。
釣りも満喫し、美味いものも食べて、ようやく少しほぐれてきた。
これで今日から一週間くらいは頑張れるだろう(笑


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DATE: CATEGORY:釣りにまつわるよもやま '06
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酒1昨日、またもや酒の美味いのをいただいた。ボクのブログを読んでいただいている方ならボクはいつも酒をもらってばかりのように思われるかもしれないが、そんなことはない、ちゃんとお金を払って買ってもいるのでゆめ誤解されませぬよう・・・。

それで、いただいたのは焼酎。「焼酎って、飲むかい?」と訊かれて、少し答えに窮した。というのも、ほとんど口にしたことがなくて、銘柄や原料とか言われてもまったく分からないからだ。最近は巷で流行してもいるようで、うら若きおネエさんたちも大勢飲まれているようなのだけど、どうも個人的に焼酎に対して「アル中のおっさんが手っ取り早く酔うための酒」というイメージが拭いきれず、それが先入観となって、今まで「飲まず嫌い」に留まっていたのだ。

「これは抜群に美味いよ」という言葉を聞き、じゃあひとつ試してみるか、という気になって、いただいて帰ってきた。何でも、その人は2本買っていて、そのうちの一本をボクにと思って置いていていただいたようなのだけど「あんまり美味いから自分の分を一本早々に空けてしまって、悪いとは思いながらついついキミのにも手を出してしまったのだよ、でもちょっとしか飲んでないから勘弁しておくれ」と言いつつ出てきた瓶を見ると三分の一ほど減っている。「どこがちょっとやねん」と大笑いしながらとにかくいただいて帰って、早速、夜に試してみることにした。

余計な先入観を排除するため、銘柄や産地などは調べない。まずはそこらにある湯呑み(やっぱりこういうイメージなんだな・笑)に氷を少し入れて、だばだばっと適当に焼酎を注ぐ。氷に馴染ませてから香りを嗅いでみると、確かに和風穀物蒸留酒に違いない。おもむろにぐいっと飲る。

酒2うむ。
口当たりまろやか、のどごし爽やか。
妙な後味もない。
美味い!
そのまま一気に飲み干して、もう一杯、だばだばっと注いで口にする。

よくできた南国系の酒というのは、一般的なウィスキーやジン、ウォツカなどとは異なる酔いをするものがある。普通の酒なら体が重くなったり関節の力が抜けたりすることが多いのだけど、こういう南国系のいい酒は、アッパーにキマるというか、いわゆる「ハイ」にさせてくれるものが多い。この焼酎もそういう酔いだった。しかしテキーラほど下品(好きな人ゴメン)ではない。
実に心地いい、軽やかな酔い。

気づいたら、一升瓶が半分になっていた。ヤバいヤバい、こんな飲み方をしていたらすぐになくなってしまう。大事に飲まなきゃあ…

と言いつつ、今晩も晩酌にこいつを飲らせていただくことにしている。


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タグ : 焼酎
DATE: CATEGORY:美味礼讃 '06
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長雨の合間を縫って、去年より随分遅れているような気がするが、ようやくセミが羽化して鳴き始めた。

セミといえば、街なかに住む人にとって最も身近なのはアブラゼミだろう。ボクら関西の人間にはクマゼミも同じくらい身近で、今も向かいの公園で大声上げて鳴いているのはこいつだ。温暖化に伴い関東にもどんどん進出しているらしいが、関東の人にとって身近なのはやっぱりミンミンゼミだろうか。前に真夏の東京都内を歩いていた時に、街角の公園でミンミンゼミが普通に鳴いていたので驚いたものだ。こちら関西では、山の方に行かないとまず彼らの声を聞くことはない。

渓の景色

しかし、釣り人たるボクにとってもっとも印象深い、あるいは広く渓流釣りをする人にとっても印象深いだろうと思えるのはヒグラシではなかろうか。春から初夏へと季節が移ろい、メイフライ(カゲロウ)やカディス(トビケラ)の類の水生昆虫のハッチ(羽化)、夕マヅメのホタルの乱舞、それらがひととおり盛期を過ぎた6月下旬から7月初めにかけて、山の渓あいで鳴き始める。「ヒグラシ(日暮らし)」という名前からして夕方にだけ鳴くというイメージが強いかもしれないが、夜明け前にも鳴く。俳句の世界では秋の季語らしいが、ボクらにとっては初夏のイメージのセミだ。晩夏から初秋にかけてのセミといえばむしろツクツクボウシの方がしっくりくる。

この時季、昼間は暑くて釣りにならないようになってくるので、朝夕のマヅメどき勝負の釣行がメインになる。いつものごとくの、夜討ち朝駆けの釣りだからスケジュールとしてはいつもと変わりないのだけど。
夜明け前に現場に到着し、車のライトを消してエンジンを切った直後に、車内に流れ込んで来るあの何とも言えない闇と静寂。やがて目が慣れ、耳が慣れてくると、未明の薄明かりの中、霧がけぶったように沈殿して見える山の谷間にこだまする「カナカナカナカナカナカナ・・・」という鳴き声。

山の、自然のリズムに、体の波長が合う瞬間。
むしろこれこそが、ヒトとして本来あるべきボク自身なのだと確信する、体で得る感覚。

この季節、そこに欠かせないものがヒグラシの鳴き声なのだ。

DATE: CATEGORY:釣りにまつわるよもやま '06
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というワケで、釣りにも行けずふてくされて仕事をしている。
今日は、なぜかニュージーランドの川の釣場マップ描き(笑

そういえばこの春、友人が彼の地に釣りに行って来て、それはもう“パラダイス”だったそうだ。50cm、60cmという大型のレインボウ・トラウト(ニジマスのこってす)やブラウン・トラウトがバッコンバッコン釣れたのだと。
うらやましいね〜〜

かくいうボクも、一度だけどニュージーランドに釣りに行ったことがある。日本とさほど変わらない面積と緯度で、人口が少なく、人より羊の数が多いというウワサの通り、緑と自然が多く残り実に気持ちのいい国だった。釣りの規則もきちんと整備されており、どこかの国のように漁協ごとに入漁料を徴収したり政治家が介入してきて運営にいっちょ噛んで金を巻き上げていくというような醜聞はない。

ニュージー

これは、その旅行のときのもの。写真がボケていて見にくいと思うけど、牧草地の中を流れるスプリングクリーク(湧水の川)の畔での一枚。遠くにいるのは野生化した馬で、近寄って観察してみると大きくて筋骨隆々の逞しいヤツである。発作的に暴れだすことがあるからあまり近寄るなとガイドに言われたので、少し離れてから写真を撮ろうとしたら、おもむろに倒木の枝で首を掻き始めた。これが、バァ〜リバァ〜リと辺りに響き渡るような轟音をたてて掻くから驚いた。しかも一向に止める気配なく、いつまでも掻き続けている。人間があの勢いで倒木に首をこすりつけたらたちまち赤剥けのズル剥けになって肉が削げ落ち、ひいひい泣きながらのたうちまわり大流血沙汰になること間違いない。

釣りには関係のない、小さな出来ごとだけど。
でもとても印象に残っている、ボクのニュージーランドの思い出。

もちろん、サカナはちゃんと釣れましたよ。


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DATE: CATEGORY:釣りにまつわるよもやま '06
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増水

それにしても一日よく飽きもせず雨の降るもんだ。

今日は所用で、衣笠(京都市内の北の方)に出かけていたのだけど、土砂降りになったり小雨になったりの変化はあるものの、いったいどこからこれだけのH2Oが湧いてくるのだろうと思うほど雨が間断なく降り続ける。出かける前に、自宅マンションの裏手を流れる桂川という川の堤防を見にいってみたら、川岸にある河川敷公園ぎりぎりいっぱいのところまで濁流が迫って来ていた。そういえばここ数日、大雨洪水注意報が出っぱなしだったから、そりゃあこれぐらいは水あるわな、と思いつつ、昨日ニュースで見た北陸地方の大雨による川の氾濫を思い出した。あの一帯はボクの行きつけの渓が何本もあるのだけど、それらがことごとく警戒水位を遥かに超えて溢れ出したとのこと。実は今週の木曜日あたり仕事の都合がつけば北陸に釣りに行ってやろうと画策していたのだけど、この様子ではとても釣りできるような状態ではないだろうな。

やんぬるかな、やんぬるかな、とひとりごちながら出かけ、約束の時間より少し早めに着くと待ち人はおらず。電話してみると30分ほど遅れるという。そのまま待ちぼうけも手持ち無沙汰なので少し近辺をドライブしてみることにする。衣笠から立命館大学(恥ずかしながら中退した母校である)、龍安寺前の衣掛の道を経て、御室仁和寺に至ったところで、クルマを停める。
仁和寺

御室の山の入り口にあるこの門はとても懐かしい。ボクが通ってた小学校はその名も仁和小学校という名で(名前は同じだけどそれほど近くというワケでもない)、遠足でよくここまで連れて来られたものだ。子供の頃のボクはこの二王門(誤字ではありません。「仁王門」に非ず)がとても好きで、遠足の時の写生でこの門の片側の「吽形」の仁王像を写生したことがあって、その絵が当時の校長先生の目に留まりエラく気に入られたのは、懐かしくも少し誇らしい思い出でもある。そのカラみかどうか知らないが京都市の美術展だかなんだかに出展され、奨励賞とかなんとかいうご大層な賞をもらった、とかいうのを親がしばらく自慢にしていた。たぶん、子ども向けのサービス賞なんだろうと思うが、なにしろ小学生だったボクはそういう賞云々という訳のわからんことよりも、担任の先生が大いに褒めてくれたことと、校長先生がすごく気にいってこの絵を預かって飾らせてくれと言って職員棟に入って一番見映えのする壁の真ん中にずっと掛けてくれていたことの方がよほど誇らしかったのである。引っ込み思案で恥ずかしがりやだったので、同級生などには口が裂けても言えなかったけれど。

それにしても、と、大人になったボクは改めて仁和寺の門を見上げる。背景の雨にかすむ御室の山と、近景のこの重厚な門の佇まいの、雨によく映えること。柱の一本一本に、永い年月を雨風に晒されて過ごしてきた気迫と気概が満ち満ちている。二王像のただならぬ雰囲気と相まって、その無言の迫力に気圧されそうになる。その瞬間、通り過ぎる過去から現在。

「吽形さん、こんちは」とにかく、あいさつ。
「今度ゆっくり、また来ます」

DATE: CATEGORY:おもひでポロポロ
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