毎年、新年明けてのこの時季は、脳みその活性が極端に落ちる。
そもそも、生物学的にも冬は活性の落ちる時としてあらゆる生物に普遍な法則である筈だし、高等ほ乳類にも「冬眠」という現象は多く見られる。例外的にホモ・サピエンスたる我らヒトは、寒冷期に適応できるよう様々な知恵と工夫を凝らすことで活性を下げることなく過ごせるワケだけど、それでもやっぱり寒い季節は活性が下がってしまう。
春2〜3月に解禁され秋9月までにはほぼ全面的に禁漁となってしまう渓流釣りという遊びに凝って何年も続けていると、季節のサイクルがシーズナル・パターンとなって体に染みつき、禁漁期真っ盛りのこの時季などまさに「仮死状態」となって、食うために仕方なくする仕事以外で脳細胞を活性化させることが極端に少なくなるのだ。
冬来たりなば、とは言うけれど、春はまだまだ遠い。
新緑の芽吹く山に行き、頭と体にこびりついた澱と呪縛を解き放ちたいな。