
そろそろ、Barbour の季節。
匂いがキツい。・・・確かにオイルの匂いは強い。嫌いな人は嫌いなようだ。でもボクは好き。
重い。・・・それでなくても頑丈に織り込まれた厚手のコットンに、さらに撥水オイルをたっぷりと染み込ませてあるから。でも、その重さが心地いいのだ。
汚れても洗濯できない。・・・そりゃそうさ、せっかくいい味になってカッコよくなってきたのを、わざわざきれいに洗濯して元に戻すことはないだろう?それに、年を経るごとにどんどんいい味が出てくるのだよ。「秘伝のタレ」みたいなものだと思えばいい。
釣りの方でも、クラシックなバンブーロッドにクラシックなリール、それにシルクラインという手入れに非常に気を使う道具立てで釣りをする人がそこそこいる。こういう道具との組み合わせに、Barbour がとってもぴったり、しっくりくるのだ。
でも、その凝った道具立てに、なぜか着ているウェアが最新式のアメリカンなチェストハイ・ウエーダーにアメリカンなポケットだらけのフィッシングベスト、というのを見かけたことがある。
他人の趣味をとやかくいうのは何だが、でも敢えて言わせてもらおう。それ、かな〜〜りおかしいぞ!パーツごとのポリシーはまとまっているのかもしれないが、全体として、一人の釣り人としての、個性の表現がてんでバラバラ。一貫性もなければポリシーのかけらも感じられない。どこかの「カッコいい釣り人」のイメージをあちこちからパーツだけ切り取ってきてつぎはぎにしたような感じだと言えばお分かりいただけるか。
発展途上のビギナーさんなら、それはまあ致し方ない部分もあるだろう。また、バンブーロッドとクラシックリールだけならかなり一般的だからそのいでたちもまあアリとしよう。でもよりマニアックにシルクラインまで使う凝りようなら、そのカッコはないんじゃないかぁ〜。
まあ最終的には、着るものも使う道具も個人の趣味なんだから「大きなお世話だ!」と言われればそれまでなんだけどさ。アルマーニのスーツにちょんまげ頭を見たとしようよ。新しいファッションとして受け入れられることを目的とした新しさなら、笑いこそすれ誰も何も文句は言うまいが、目的がそうでなく、本人が「カッコいい」と思い込んでる様子なら、誰かが「それ、おかしいぞ」と言ってあげるのが親切ってもんじゃないか?
・・・っと。脱線してしまった。
これじゃ「多少の毒」では済まないか。
今回のみ、「猛毒注意!」