
とかなんとか言ってるうちに、12月もほぼ半ばとなってしまった。
そして忘れたころにやってくるのが、今年のドイツワインの新酒。
早速1本抜いて味見しつつ、これを書いている。
昨年も飲んだのだけど、今年のがすっきりしててボクは好きだな。本格的に飲むのは、今バタついてる仕事がひと段落してからにしよう・・・とか言ってると、年末になってしまうんだけど。
それにしても、釣りに行きたい。唐突で大変申し訳ないが、釣りに行きたいんだ。
秋以降に何度か行ってるような、人工的で手慰みのような管理釣場じゃ、やっぱり駄目。
禁漁期のひまつぶしとしてはアリだけれど、でもあれが真にボクの求めているものではない。
若葉芽吹き、春の霞みに空の青がけぶり、ウグイスが鳴き、冷たく澄んだ渓の水の中に無垢な天然のイワナが踊るように泳ぎ、山と渓、自然が浮き立つような陽気に満ちた、そんな季節の、渓流の釣りに行きたい。
そんな季節は、一年の中でもほんの数日。長くて一週間ぐらいかな。
毎年春になるとそのタイミングにどんぴしゃ当たることを目指して行くのだけど、うまくそんな日に当たることの方が珍しいくらいで、だから余計にその日のあることを楽しみにするのだろう。
以前に、どんぴしゃ当たった!と思ったのはもう5年も前のことになる。
雪融けの水が両岸を濡らす深山の湿った森の中を貫く渓を、どこまでも遡って釣りをした。ここというスポットでは必ず歓喜が待っていてくれ、日常の生活では絶対に味わうことのない、えもいわれぬ高揚をもたらしてくれる。渓が、山が、自然が、ボクを受け入れて包み込んでくれるかのような、そんな錯覚を覚える。その日は尺クラスのイワナが連発した、夢のような一日だった。
年に一回。
今を精一杯過ごしつつ、そのときを思い描いて酔うのも、悪くない。
・・・しかし、ちょっと飲み過ぎたかな(笑